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発行体格付とは何ですか?

発行体格付とは、債券の発行体の信用リスクの度合いを示した格付のことです。 発行体が破綻するとその債券がデフォルト(債務不履行)に陥るため、発行体の信用リスクを認識しておく必要があります。 債券自体の信用リスクの度合いを示した格付のことは債券格付といいます。 債券格付は発行体格付を基準として付与されます。 ただし、個別の債券ごとに元本・利息の支払い順位などのリスクを考慮して格付に反映させるため、発行体格付と債券格付では、異なる格付が付与される場合があります。

短期格付と発行体格付の違いは何ですか?

短期格付は、発行体格付とは表記も定義も異なるが、債務履行の確実性を評価するという視点には変 わりはない。 中長期的な評価と切り離すことはできず、通常、発行体格付をベースに評価する。 短期債務の格付にあたっては、発行体格付の水準および格付の方向性を考慮したうえで、期中の資金 繰りの特徴や手元流動性の内容・水準、短期的な資金調達力なども踏まえ、発行体格付が同じであって も異なる短期格付を付与することがある。

格付会社と格付機関の違いは何ですか?

格付会社、格付機関とあるが、単に信用格付機関(credit rating agency)のことを意味し、一般的に格付けを行っている会社全般を示す言葉ではない(芸能情報の格付けを発表する オリコン やワインの格付けを行っている ロバート・パーカー が運営する機関は格付会社と呼ばれない。 )。 格付会社は、発行体からの依頼により、または依頼を受けずに、経営陣とのミーティング、財務分析、業界分析などを行い、金融商品または企業・政府などの信用力をある一定の基準に基づいて、「Aa3」「AA-」などの記号や数字を用いて表示した等級で評価する。

信用格付って何?

信用格付 (しんようかくづけ、 英: credit rating )は、金融商品または企業・政府などの信用状態に関する評価を簡単な記号または数字で表示した等級である。 信用格付は、 公社債 の発行体(政府や企業)そのものに付けられるものと、個別の金融商品(証券化商品など)に付けられるものなどが存在する。 なお、一般にニュースや、新聞等で 格付 といわれているものは、 信用格付 を表していることが多い。

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